この記事にはプロモーションが含まれています
ものづくり体験「駿河竹千筋細工」で花器を作ってきました。
節分が過ぎ、立春。毎年「暦の上では春だけど寒っ!」って感じる2月上旬ですよね。
神奈川県から友達(脱毛サロンを営んでいたころのお客様)が静岡に遊びにきてくれたので、静岡駅から車で10分ほどの体験施設にご案内しました。
お出かけしたのは:駿府の工房 匠宿
駿府の工房 匠宿(たくみしゅく)は、国内最大級の伝統工芸体験施設です。
今川・徳川時代から静岡に受け継がれ、
今も大切に伝わる駿河竹千筋細工・和染・木工・漆・陶芸などのさまざまな工芸体験が楽しめます。
施設名 | 駿府の工房 匠宿 |
---|---|
住所 | 静岡県静岡市駿河区丸子3240-1 |
TEL | 054-256-1521(電話によるお問い合わせ 10:00〜18:00) |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
お食事や買い物も楽しめる施設なので、ちょこちょこお出かけするのですが、醍醐味の”ものづくり”に触れたのは、昨年6月に甥っ子とそのお友達と共にお出かけしたとき以来です。
静岡市の伝統工芸「駿河竹千筋細工」ものづくり体験
県外からの友達は「やっぱり、静岡にしかない駿河竹千筋細工がいいかな」とのことで、今回も駿河竹千筋細工にチャレンジしてみます。
体験にかかる所要時間は30分から1時間程度。
駿河竹千筋細工のメニューの中から、アタクシは「花器こふじ」、友達は「コースター×2つ」を選びました。
体験は手ぶらでOK〜レクチャーもわかりやすい
作業に必要な道具はすべて工房に揃っているので、手ぶらでOKと気軽です。
案内された作業スペースに着席すると、工房に常駐する職人さんやインストラクターが丁寧でわかりやすく作業手順を教えてくれます。
要所要所、間違えやすいところや綺麗に完成させるコツをインストラクターが教えてくれるので、おっちょこちょいなアタクシでも迷うことなく体験できましたよ。
友達は快調に進行中です。
アタクシは老眼気味で難航中…
だんだんと集中してくるもので、次第に口数が減っていき、気づいたらしばらく黙々と工程を進めていました。
職人さんに質問:江戸時代ってボンドあったの?
体験しつつボンドを使うシーンが出てきたもので…ふと「江戸時代ってボンドあったの?」という疑問が湧きました。
そんな素人の素朴な疑問にも、ベテラン職人さんがていねいに答えてくれました。
江戸時代にはボンドがなかったので、膠(にかわ)や米粒を練って接着剤の代わりにしていたんですよ。しなやかな曲線、意外な強度、滑らかな繋ぎ目のために当時あったモノで工夫しながら代用していたんです。
竹と染 工房長 駿河竹千筋細工:杉山茂靖さん談
なるほど!スッキリ。
きっと何千回も同じような質問されたでしょうに、わかりやすくありがとうございます。
貴重な経年変化の様子も拝見させてもらいました
いろいろ脱線トークもあったもので、少しばかり予定の所要時間をオーバーしましたが、友達もアタクシも無事に完成しました。
駿河竹千筋細工は10年、20年と大切に使うことで色味や風合いの経年変化も楽しめるそうです。
今回、工房長の娘さんが10年前に作ったものと、もっと古い23年前に作られた作品「虫かご」を拝見しました。
紫外線の当たり方や使い方によって、様々に色や質感が経年変化していくのを楽しめるそうです。
”人も経年変化を楽しもう”…なんて思ったり。(シミとかシワとか…)
まとめ:「駿府の工房 匠宿」は県外からお客様をご案内して楽しい体験施設でした
友達やご親戚が静岡市へご来訪の際には、「静岡市の魅力をお伝えする」ひとつの選択肢として、楽しい時間が過ごせる施設「駿府の工房 匠宿」にご案内するのはいかがですか?
匠宿でのものづくり体験の魅力がお伝えできたら嬉しいです。
そんなひとときを紡ぎながら過ごした、立春の1日でした。
それぞれが織りなす人生、一緒に「楽しかった」を共有できるのは素敵な時間の使い方になりました。
集中してお腹もペコペコ。人宿町エリアに移動してお食事をしましょう。このエリアで蕎麦といえば「手打ち蕎麦・こやま」がおすすめ。
しっかりお腹を満たして解散です。
ではまた、次回のODAMARI.NETの記事でお会いしましょう。