神奈川県さがみ信用金庫現況報告会を兼ねたコンサート出演のご依頼をいただき、そのまんま美川が歌ってきたお話。
神奈川県小田原市を中心にした地域の経済を担う、さがみ信用金庫。
もう何十年にも渡って毎年の「現況報告会」と同時にコンサートを開催されていて、今回は第94回!
その歴史は、NHK紅白歌合戦のよりもはるかに長く、出場枠は毎年3組!という狭き門です。
どうも、そのまんま美川(@BOKUNARI)です。
今年も熱気に包まれた小田原市民会館

小桜舞子さん、竹村こずえさんたち出演者と記念撮影
なかなか年季の入った、1,100席ほどの大ホールなんだけど、「帰ってきたわよ!」って気分になるホールです。
初回は渥美二郎さん、前回は小金沢昇司さんとご一緒させていただきました。
今回は、おっさん…いや、
少し若返りを図りまして美人女性歌手です。旦那っ!
ご一緒させていただきましたのは、茅ヶ崎市ご出身の小桜舞子さん(ブログ)と、元トラックドライバーという異色の経歴の竹村こずえさん(ブログ)。
そして司会は、先日ご本家美川憲一さんに同行してブラジルまでいってきた東玉助さん。サポートには青森県出身のほのかりんごさん。
バンドの皆様や音響、照明スタッフも含めた大所帯でのお仕事はテンションあがります。
悩みに悩んだ、セットリスト

1日3回公演を3日間、全9回。満員御礼でした。
毎回出演させていただいた後に、さがみ信用金庫のお客様がね…
「あの美川憲一みたいな兄ちゃんをまた見たい」って窓口で脅迫(?)してくださるみたいで。
3度目の出場ともなりますとショー構成、セットリストを決めるのに相当悩みました。
セットリスト
- オープニング
お金をちょうだい - 早変わりメドレー
さそり座の女〜北国夜曲〜新潟ブルース - ふれあいコーナー
おんなの朝・人生一路 - 名曲コーナー
柳ヶ瀬ブルース - エンディング
火の鳥
…と、今回はこんなセットリストで笑顔をお届けしてまいりましょう。
怒涛の早変わりとタイムリーな話題でそのまんま美川ショーをお届け

オープニングからド派手な衣裳で
一番悩んだオープニング曲は「信用金庫だからお金にまつわる楽曲」って理由で、さがみ信用金庫テーマ曲として「お金をちょうだい」からスタート。
お客様のますますの金運アップに効果がありそうな黄色の衣裳で登場です。
過去の出演時からつながるエピソードや、今回も1日3回、3日で9回公演の舞台裏のヘトヘト話を愉快にお話しました。

歌の途中で早変わりしちゃうイリュージョンです
メドレーでは「さそり座の女」を歌いながらほんの数秒で衣裳チェンジ。一瞬の出来事で楽しんでいただけた演出だったんじゃないかしら?
ほかのそっくりさんを連れて行ったんじゃないですよ。
スタッフとの息を合わせてなし得る早変わり演出だけど、舞台袖はとてもお見せできないドタバタ劇場です。

演歌にはやっぱり和服が会いますね
もちろん、演歌好きな方に「北国夜曲」。
やっぱり着物姿で歌った方がしっくりくるいい歌です。歌っていても心地よいのでぜひカラオケのレパートリーに加えてみてください。

着物からスーツへと早変わり
メドレーラストは再び早変わりしてスーツ姿で、美川憲一さんのスタンダードナンバーから「新潟ブルース」をチョイスしてみました。
時事ネタ満載なトークは、ワイドショーさながらでしたね。

客席での「ふれあいコーナー」
衣裳の早変わりに加えてもう一つ楽しいのが、お席にお邪魔する「ふれあいコーナー」。
毎度パワフルなお客様と即興の掛け合いトークはLIVE感満載。
全9回の公演で同じストーリー展開にならないのが楽しいわよね。
「去年も見た!」って譲らないオバちゃんがおられましたけど…
多分暑かったから、幻覚でも見ていたんじゃないかしら?と心配してみたり。3年ぶりですから、アタクシ出演したの。
今回は「おんなの朝」と、美空ひばりさんのナンバーから「人生一路」をお届けしました。

名曲コーナーは「柳ヶ瀬ブルース」
お席をひと周りして、
薄化粧のため汗だくな顔を自前のハンカチやタオルで拭いていただきながら…
拭き取られた化粧でそろそろ「誰だかわからなくなってきた」ところで、お届けしました名曲「柳ヶ瀬ブルース」。

エンディングは豪華衣裳を添えて「火の鳥」
柳ヶ瀬ブルースを歌い終えたところでおしまい…と思わせておいて、
やっぱりラストはド派手な衣裳をご覧いただかないと皆様納得しないでしょ?!
観音様のような、お仏壇のような…そんな衣裳でドラマチックなストーリーの「火の鳥」でしめくくりました。
この「火の鳥」という曲は、今ではすっかりAKB48のプロデューサーというイメージの秋元康さんが作られた作品なんですよ。
まとめ:1日3回、3日間全9公演を終えて
朝昼晩と3回公演はなかなか重労働ではありましたが、気さくで綺麗な出演者陣やバンドさん、裏で支えてくださる音響・照明スタッフの皆さんのおかげもあって、終わってしまうと寂しいもの。

小桜舞子さんと

竹村こずえさんと
出演者3人とも同い年という偶然もあったりして舞台裏も楽しい3日間でした。
昭和53年生まれ頑張らねばだわね!
終演から1週間ほど経過してしまいましたが、
ご来場のお客様におかれましては、そろそろ鑑賞の興奮や妖怪ショーの衝撃から覚めるころかと。

また、窓口で「リクエスト」しといてね
いいですか?!
さがみ信用金庫の窓口に出かけたついでにまた言うのよ!
「あの美川憲一みたいな兄ちゃんをまた見たい」って。
主催しただきました、さがみ信用金庫さんはじめ、コーディネートくださった湘南ミュージックプロモーションの「脚は短く!寿命は長く!の高橋旭さん」、スタッフの皆様、関係各位にも心から感謝でございます。
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